神経筋接合部を遮断することによって筋弛緩作用をもたらす。
ニコチン型受容体においてアセチルコリンと競合することで筋弛緩作用をもたらす。
拮抗剤にはネオスチグミンなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤があり、シナプス間隙でのアセチルコリン濃 度を上昇させて筋弛緩剤と拮抗する。
副作用に低血圧とヒスタミン遊離作用があり、このため喘息には禁忌となる。
ツボクラリンと異なり、ヒスタミン遊離作用を持たない。 持続時間はパンクロニウムよりも短く、肝臓からの排泄が主である。
腎からの排泄が主であるため、腎不全では作用が遅延する。
ニコチン型受容体に結合して脱分極を惹起するがシナプス間隙のアセチルコリンエステラーゼによって分解され ないため、受容体に結合したまま再分極を迎える。 しかし数分後に血漿中の偽アセチルコリンエステラーゼによって分解されるので、作用時間は極めて短い。
副作用としては、本剤とハロタンを併用すると悪性高熱症を生じることがある。
現在の脱分極型筋弛緩剤の主流である。
ニコチン型受容体においてアセチルコリンと競合することで筋弛緩作用をもたらす。
拮抗剤にはネオスチグミンなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤があり、シナプス間隙でのアセチルコリン濃度 を上昇させて筋弛緩剤と拮抗する。
副作用に低血圧とヒスタミン遊離作用があり、このため喘息には禁忌となる。
ツボクラリンと異なり、ヒスタミン遊離作用を持たない。 持続時間はパンクロニウムよりも短く、肝臓からの排泄が主である。
腎からの排泄が主であるため、腎不全では作用が遅延する。
重症筋無力症ではアセチルコリン受容体が減少しているので本剤に対する感受性が亢進している。
50Hzのテタヌス刺激を加えると刺激が頻回であるためにアセチルコリンの放出が刺激に追いつかず、波形は次第に 減衰していく現象をいう。
アミノ配糖体系はCa
と競合してコリン作動性ニューロンからのアセチルコリン放出を阻害するので、
本剤と併用すると筋弛緩効果が増強される。
非脱分極型筋弛緩剤である。 ツボクラリンと異なり、ヒスタミン遊離作用を持たない。 持続時間はパンクロニウムよりも短く、肝臓からの排泄が主である。
結合しうるアセチルコリン受容体の数を減少させて、終板の電位を下げることによって活動電位の閾値に達しない ようにする。
拮抗剤にはネオスチグミンなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤があり、 シナプス間隙でのアセチルコリン濃度を上昇させて筋弛緩剤と拮抗する。
ニコチン型受容体に結合して脱分極を惹起するが、シナプス間隙のアセチルコリンエステラーゼによって分解され ないため、受容体に結合したまま再分極を迎える。 しかし数分後に血漿中の偽アセチルコリンエステラーゼによって分解されるので、作用時間は極めて短い。
脱分極型に対する特異的な拮抗剤はない。
副作用としては、本剤とハロタンを併用すると悪性高熱症を生じることがある。
現在の脱分極型筋弛緩剤の主流である。
筋が弛緩する前に脱分極による一過性の筋収縮を認める。
一過性の筋収縮によって胃内容の逆流を生じることがある。
代表的な脱分極型筋弛緩剤である。 ニコチン型受容体に結合して脱分極を惹起するが、シナプス間隙のアセチルコリンエステラーゼによって分解され ないため、受容体に結合したまま再分極を迎える。
しかし数分の後に血漿中の偽アセチルコリンエステラーゼによって分解されるので、作用時間は極めて短い。 このため現在ではむしろ消化管内視鏡や気管支鏡の検査やECTに利用される。
このように作用消失が通常の薬物のように再分布ではなく、血漿中での代謝によって行なわれる点が本薬剤に極めて 特徴的である。
本剤とハロタンを併用すると悪性高熱症を生じることがある。
特に本剤に特徴的な副作用である。 特に広範囲熱傷の症例に本剤を使用すると急激にカリウム濃度が上昇するため、禁忌となる。
脱分極型筋弛緩剤とハロタンを併用すると悪性高熱症を生じやすい。
骨格筋の筋小胞体にあるカルシウム放出チャネルの遺伝的異常が関与していると考えられている。 脱分極型筋弛緩剤とハロタンを併用すると生じやすいが、家族内発生が見られる。好発層は若年男性である。
骨格筋内のカルシウムイオンの上昇と筋収縮の亢進、それに伴なう発熱が病態の中心となる。
骨格筋内にCa
が蓄積すると代謝が活性化され、体内に
CO
が蓄積する。
普段は無症状なことが多く、麻酔を契機に発症する。
筋融解によるミオグロビン尿である。
即座に手術と麻酔を中止し、100% 濃度の酸素で換気を行なうとともに、特効薬ダントロレンで対処する。
Akimichi Tatsukawa