ヒトパピローマウイルス HPV を原因とする良性腫瘍。
亀頭、包皮に見られる、赤色の冠状溝の限局性硬結である。上皮内癌であるが高率に浸潤癌に発展する。 高齢者に好発する。 コルポスコピーの画像は、 こちら 。
陰茎体部に多発性の丘疹状病変をつくり、浸潤癌にはならない。 比較的若年者に多く、HPV-16との関連が示唆されている。
鼠径リンパ節への転移を生じやすい。治療は放射線照射とブレオマイシン投与。
煙突掃除人癌に多発した。
陰茎の包皮や亀頭に好発する扁平上皮癌である。進行は遅いが海綿体への浸潤や鼠径リンパ節への転移を生じやすい。 好発年齢は60歳代である。
原因は不明であるが、危険因子としては包茎・恥垢・性病などが挙げられる。 陰茎癌の前癌病変としてはボーエン病がある。
恥垢 smegma による慢性炎症が契機となる。
亀頭や包皮などに無痛性の発赤・硬結を呈する。
鼠径リンパ節に転移しやすいのでリンパ節腫大をチェックすることが重要である。
ほとんどが扁平上皮癌で、多くが角化傾向の強い高分化型の扁平上皮癌を呈する。
主に上皮内癌が適応となる。
鼠径リンパ節への転移を生じやすい。治療は放射線照射とブレオマイシン投与。
ヒトパピローマウイルス HPV を原因とする良性腫瘍である。主に外陰部に病変を形成するが、膣内や子宮頸部に波 及することもある。原則として悪性化することはない。
HPV-6型が関与している。
疣贅は鶏冠状あるいは乳頭状に増殖する。
透明感を伴なった白色上皮に腺開口を見る。
核周明庭 perinuclear halo と呼ばれる、核の周囲に無構造な空洞を認める。HPV感染に特徴的な所見である。
5-FUなどの抗癌剤の外用が有効である。なお悪性化することはない。
Akimichi Tatsukawa