頭蓋内容成分は脳実質・血液・髄液からなり、それぞれ 8:1:1の比率で頭蓋内を占める。 一方で頭蓋容積は約1〜1.2[L]と一定なので、これらの要素の比率が変化したり、頭蓋内に腫瘍や血腫な どの新たな容積が加わると頭蓋内圧が上昇する。
腫瘍や血腫など。
硬膜が伸展させられるから。
特に第四脳室腫瘍では嘔吐中枢を直接刺激して嘔吐が初発症状となる。
blurred vision などの眼症状を呈する。
脳幹部の脳幹網様体の圧迫に起因する。
中脳の動眼神経核が障害されると眼球運動障害・瞳孔散大・対光反射の減弱などを呈する。
橋の三叉神経核が障害されると角膜反射が減退する。
鬱血乳頭を認める。
頭蓋内圧が収縮期血圧の50%以上に上昇すると全身の血圧が上昇する現象である。 頭蓋内圧が上昇すると血管が圧迫されて脳血流が減少するため、これに対する代償反応として体循環の血圧を上昇 させて脳血流を維持しようとする。 さらに迷走神経の刺激によって徐脈となる。
CO2は脳の細動脈を拡張して脳容積を増大してしまうので、過呼吸でPaCO2 を減少させて脳血管を収縮させる。
腰椎穿刺は絶対禁忌である。けだし髄液圧の急激な低下は脳ヘルニアを誘発するから。