脳ヘルニアでもっとも多いタイプ。
瞳孔が縮小する。
側頭葉の鉤が中脳を圧迫することによって、動眼神経核が障害される。 病側の瞳孔が散大し、瞳孔不同 anisocornia を招く。 さらに進行すると眼球運動が麻痺して人形の眼現象が消失する。
後頭蓋窩の占拠性病変によって大孔から小脳扁桃が脱出し、延髄を圧迫して呼吸停止で即死する。
まず一般的な脳圧亢進症状が生じる。次に中脳の圧迫により動眼神経麻痺が生じて、散瞳を生じる。 やがて橋を圧迫して内耳神経麻痺を招く。ついには延髄を圧迫して呼吸停止に至る。
全身血圧の上昇と徐脈を生じる。
呼吸期と無呼吸期が交互に繰り返される周期的な呼吸で、予後不良の兆しとなる。
除脳硬直とは、延髄よりも中枢側で中脳・橋の損傷によって発現する、抗重力筋の過度緊張状態をいう。
CO2は脳の細動脈を拡張して脳容積を増大してしまうので、過呼吸でPaCO2 を減少させて脳血管を収縮させる。
麻酔薬によって脳の代謝を抑制する。
Akimichi Tatsukawa