キサンチン誘導体の気管支拡張薬である。安全域が狭い薬剤であるのでTDMによる投与量コントロールが必要である。 治療域は10〜20mg/Lであるが、多くの場合に標的濃度は10mg/L程度に設定される。
ホスホジエステラーゼを阻害する。 ホスホジエステラーゼはcAMPを分解する酵素であるから、その阻害剤はcAMP量を増大させて平滑筋を弛緩させる。
同類のカフェインよりも強力である。
標的組織である細気管支は二次コンパートメント second compartment であるから、テオフィリンの薬物動態は two compartment model に従う。 しかしながら中毒は血中濃度に関係しているため、急激な投与や血中への薬物蓄積によって中毒を来たしやすい。
テオフィリンは肝臓で代謝されるため、肝不全の患者では中毒を生じる。 吐き気と嘔吐が最も多い副作用である。
50mg/Lを超えると生じやすいが、30mg/L以下でも起こりうる。
Akimichi Tatsukawa