より原始的な段階に退行することによって、内的葛藤や不安を解消しようとする反応である。
意識障害を主症状とし、しばしば自分の都合の悪いことを忘れてしまうという健忘を伴う。 人格統合が失われて、意識変容をはじめ、健忘や遁走などの症状が出現する。
欲求不満が身体化され、失立などの運動障害と知覚障害を主症状とする。
病前性格としては虚栄の強い顕示性格がよく見られる。
解離とは、「過去の記憶、同一性と直接的感覚の意識、そして身体運動のコントロールの間の正常な統合が一部ないしは完全に失われた状態」あるいは「思考・感情・経験を意識や記憶の流れに正常に統合できない状態」である。
心的外傷と深い関連があり、防衛機制として作用する面もある。
ヒステリーを説明するためにフロイトが導入した用語である。 心理的な葛藤が抑圧を介して身体症状に置きかえられること意味する。
しばしば症状は誇張されるが、本人は症状に対して無関心なことが多い。
外傷やストレスに関する健忘である。
自分の姓名や出生など生活史に関する全事項を想起できないが、食事のしかたなどの日常生活上の記憶は保たれ ている状態をいう。
不快な情動体験に際して、意図的にそこから逃れることをいう。
意識障害のうち、錯乱や譫妄のように一見覚醒しているようで実は意識が混濁している状態をいう。
癲癇発作と似ているが、癲癇よりも持続時間が長く、睡眠中には起こらないのが特徴である。
身体を後ろにそらせる体位で全身が硬直する症状である。
難聴を装うことで疾病利得を獲得し、欲求不満を解消できる。
失声という疾病利得で葛藤を解消する。 診断には咳払いをさせるのが有効である。器質的障害のない本症では普通と同じような有響音の咳を出すことが可能である。
運動障害が遷延すると廃用性萎縮や関節拘縮をきたすことがある。