言語野が損傷された結果として、既に習得されている言語表象の操作機能が障害されて言語によるコミュニケーションに破綻を来たした状態をいう。
言語中枢は一側支配であり、多くは利手と対側の大脳半球に存在する。
言語理解は可能であるが、自発語が不可能である。
前頭葉にあるBroca運動性言語中枢の損傷に起因する。 概念中枢は保たれているため言語理解は可能であるが、Broca中枢の障害により自発語および復唱が不可能となる。
皮質下運動言語中枢が障害されたことにより、Broca失語と同様に言語理解は可能で自発語と復唱が不可能となるが、Broca中枢が温存されているので自発書字は可能である。
概念中枢からBroca中枢に至る経路が障害されるため、言語理解と復唱は可能だが、自発語は不可能である。
言語理解は不可能であるが自発語は可能である。
側頭葉にあるWernicke感覚性言語中枢の損傷に起因し、言語理解と復唱は障害される。 概念中枢からの運動経路が温存されているために自発言語は可能となるが、言語理解を伴わずに自発言語だけが発せられるためにその内容は支離滅裂なものとなる。
皮質下感覚中枢の障害に起因する。言語理解と復唱は障害されるが、Wernicke中枢から概念中枢を経 てBroca中枢へと至る経路が温存されているので意味のある自発語が可能である。
聴覚性言語中枢から運動性言語中枢への伝導路が切断され、特に復唱が困難となる。
主に左大脳半球を含んだ広範な病変の際に右片麻痺とともに生じるもので、言語理解をはじめとして自 発語や復唱さらには書字すらも障害される。
言葉の喚起が障害される喚語困難が特徴的な症状となる。 喚語障害とは、特定の言葉を必要に応じて想起していうこと(呼称)が困難が状態をいう。
言語理解は可能であるが、自発語が不可能である。
前頭葉にあるBroca運動性言語中枢の損傷に起因する。 概念中枢は保たれているため言語理解は可能であるが、Broca中枢の障害により自発語および復唱が不可能となる。
皮質下運動言語中枢が障害されたことにより、Broca失語と同様に言語理解は可能で自発語と復唱が不可能となるが、Broca中枢が温存されているので自発書字は可能である。
概念中枢からBroca中枢に至る経路が障害されるため、言語理解と復唱は可能だが、自発語は不可能である。
言語理解は不可能であるが自発語は可能である。
側頭葉にあるWernicke感覚性言語中枢の損傷に起因し、言語理解と復唱は障害される。 概念中枢からの運動経路が温存されているために自発言語は可能となるが、言語理解を伴わずに自発言語だけが発せられるためにその内容は支離滅裂なものとなる。
皮質下感覚中枢の障害に起因する。言語理解と復唱は障害されるが、Wernicke中枢から概念中枢を経 てBroca中枢へと至る経路が温存されているので意味のある自発語が可能である。
Akimichi Tatsukawa