| (2.4) |
これから
| (2.5) |
| (2.6) |
| (2.7) |
またpHは次のように定義されるから、
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(2.8) | ||
| (2.9) |
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(2.10) |
ヘモグロビンと血漿タンパクのアミノ酸残基のNはH
を受容できるので重炭酸イオンと同様に塩基としての作
用を持つ。
これらの重炭酸イオン以外のバッファーを Buf で表すと
H Buf → Buf- + H
このとき Buf
と HCO
の和を緩衝塩基という。
この値は呼吸性の酸塩基障害の場合には変化しない。 なぜならたとえば呼吸性アシドーシスの場合
CO
+ H2O + Buf- → HBuf + H
+ HCO
となるからである。
緩衝塩基を個人ごとにとらえなおしたものとして過剰塩基がある。
過剰塩基 = 当該個人の緩衝塩基 - 通常の緩衝塩基
緩衝塩基の減少を意味するので、代謝性アシドーシスを示唆する。
緩衝塩基の増加を意味するので、代謝性アルカローシスを示唆する。
O2を吸入してもPO2低下が改善されないことから判明する。
P
CO
の低下によって血液が塩基性を帯びることを、呼吸性アルカローシスという。
低カリウム血症となる。
一次反応として、肺胞気P
CO
は低下し、血中[H
]は正常値以下に減少する。
P
CO
の低下は脳の血管を収縮させ、意識消失を招く。
アスピリンはPCO2量を増大させることで呼吸中枢を刺激し、過換気による呼吸性アルカローシスを招く。 ただし、血中アスピリン濃度が 80〜110[mg/dl]を越えるとTCAサイクルの酵素を阻害して代謝性アシドーシスに転 じる。
pHが上昇し、かつPaCO2が低下する。
呼吸性アルカローシスに対する腎性代償では HCO
が減少する。
低いPCO2では、腎臓がH
分泌を抑制し HCO
分泌を促進することのよってpHの回復をはかる。
逆から見れば、正常値のpHで血漿
が低い状態は、アルカローシスに対して代償作用が行われたことを示
唆するものである。
血漿が塩基性の場合は、血漿タンパクが負電荷を帯びるので Ca
との結合性を増し、血
漿の遊離型カルシウムイオン濃度は低下する。
したがって過換気による呼吸性アルカローシスは筋肉を痙攣させる。
Henderson-Hasshelbalch式から明らかなように、肺換気の低下により動脈血の PCO2 が上昇すれば、[H
]
も上昇する。
これを呼吸性アシドーシスという。
脳脊髄液の [H
] が上昇し、延髄の化学受容器を刺激する。
脳の血管を拡張し、脳浮腫を惹起する。
アシドーシスでは腎尿細管のH
が増加しH
を体外に排出する。
アシドーシスにて酸素解離曲線が右にシフトし、酸素親和性が低下する現象をいう。
換気不全に基づく呼吸性アシドーシスでは低酸素血症の状態にある。 ボーア効果は末梢での酸性化を抑制するとともに、酸素親和性の低下によって末梢での酸素供給を改善するという 生体の代償反応でもある。
pHが低下し、かつPaCO2が上昇する。
呼吸性アシドーシスは生体の代償反応でもあるため、軽度なアシドーシスに対して重炭酸イオンを用いて安易に補正 することは好ましくない。 ただし重度のアシドーシスは、脳浮腫を惹起する。
アシドーシスに対する補正は、pH 7.10以下の高度なアシドーシスに限り、人工呼吸器下で行なう。
Akimichi Tatsukawa